SPEAK YOURSELF

 

 

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BTS WORLD TOUR

SPEAK YOURSELF 【THE FINAL】

ソウル公演 ライブビューイング

 

ソウルコンのライビュに幼馴染のグクペンと一緒に観に行ってきました。

7月に入った静岡公演のレポをまとめておきたかったのに、いざ書き留めようと思うとぱったりと文字が思いつかなくて、無理やり書こうと思うと言葉が詰まる。つまらない言葉で彼らとの思い出を綴るのは絶対に嫌で今まで書けないでいたけど今回のファイナルを観たらやっぱり書いて残しておかなきゃと思ったので、ライビュのレポではなく、静岡の2日間を書いていこうと思う。

 

 

7月の静岡公演が私にとってBTSの記念すべき初参戦でした。運良く1日目は私の名義、2日目は幼馴染の名義が当たり2日間コンサートに入ることができた。それだけでも凄い有難いのに席がどっちもアリーナ席で1日目はステージから一番遠いブロックだったのでほぼパフォーマンスはスクリーンを双眼鏡を覗いてみているような感じでした。2日目はステージから近いブロックで、私史上最高に近い席だったと思う。両日共に違った見方が出来たの凄い楽しかったしいい経験が出来たなと思う。

1日目、花火があんなに綺麗だったことを私は一生忘れないと思う。初っ端から最後に打ち上がった花火の話からするのは申し訳ないが、わたしはこんなに綺麗で感動する花火を観たことがない。私はこの話をこれからも何度だってすると思う。それくらい綺麗で私の心に残るものだった。終わりにユンギがメントで言った言葉が今も私の中にしっかり残っている。

「今日を忘れないでください」

彼は母国語でそう話したんだ。彼の素直な言葉なんだと、すっと涙が出てきて凄く嬉しかった。今日のことを忘れて欲しくないと思ってくれた何かがこの公演には詰まっていたんだと、私たちに忘れて欲しくない、と彼は思ったんだと思うと愛おしくて仕方がない。初めて入ったコンサートで大好きな人に今日のことを忘れないで欲しいと言われるなんて、自分一人だけに向けられた言葉じゃないなんて分かっているしそんなの私だけじゃなく他にも沢山の人が同じように感じているはずなのに、ユンギがこのたくさんいるファンの中から私を見つけ出してくれたような気がしてなんだか凄く安心した。ユンギはわたしが欲しい言葉をいつもくれるから、彼はエスパーか何かだと思ってる。トロッコで最後に外周を回ってくれた時に私の前の席の子達が自分の席を離れて仕切られてた柵の方へ一斉に駆け出したのを見て驚いた。席を離れてアイドルに近寄る行為はアリなのか?と疑問に思うのと同時に私も彼らのもっと近くに行きたいと思った。ただ、それをしてしまうのは私の中では無しだったので、自分の決められた席で彼らが来てくれるのを待ってついに目の前に彼らがきた時に、確実に私はユンギの目に映ったように感じた。私達の前と隣は誰もいなくガランと空間ができていてユンギが不思議そうにその空間を見てその後に気がついたようにこっちを向いて手を振ってくれた。もちろん私達だけに手を振った訳ではないが確実にこちら側を真っ直ぐ見て私たちに手を振ってくれたのだ。これだけは確実だと思う。これをペンサだと言って良いのか分からないが、ユンギの目に一瞬でもわたしが映ったとしたらそれはもう天にも昇る思いで、これ以上に幸せな事はないと思う。

2日目、前日とは反対側の前方の席だったので会場入りした瞬間からもうワクワクが止まらなかった。1日目とは違って肉眼でもしっかり確認できる距離に彼らがいて歌って踊って花道を移動してる彼らは紛れもなくアイドルだった。(当たり前なのだけれど)ここでやっと彼らの存在がおとぎ話ではなく実在するんだという実感が湧いてくる。ここからの時間はあっという間だった、ホソクのソロ曲just danceの演出で水が出る瞬間があるのだが、席に着いた時から濡れるだろうなとは思っていたがここまで濡れるのか?と思うくらいに濡れたし、水の圧が凄かった。上を向いた時に矢が降ってきたのか?と疑いたくなるくらいで、一瞬時間が止まったかと思った。息を飲むって多分ああゆう事なんだろうな、カッパを着ていても一瞬で全身濡れたのがもう面白くて幼馴染とめちゃくちゃ笑った。水を操ったのがホソクだと思うと楽しくて仕方なかった。

次々とステージが進んで曲が流れてく、1つずつ言葉を残しておきたいけれどそしたらきっとこのレポは終わらないから割愛します。1日目とはまた違ってしっかりコンサートを体感してるような感覚だった。こんなにステージにのめり込めたコンサートはこの日が初めてだったと思う。たまに思うのだが自分はコンサートに向いてないんじゃないかって思う時がある。(コンサートに向き不向きなんてないんだろうが)同じく一緒にコンサートに入ってる友人達はアイドルの言動にパフォーマンスに声を上げて喜ぶが、私は心の中では大はしゃぎだがそれを表に出して声に出したり行動に出たりは殆どできない。つまらないから反応が無いとかでは断じて違うのだが素直にそれを出すことが何故かコンサート中は出来ないのだ。たまにそれがもどかしくて一緒に入ってる友達にも、一緒になって騒げたらもっと楽しいだろうに申し訳ないなと思う事がある。でもそれが私のスタンスなんだから仕方ないって思っていたのだが、この日はどうも違っていて、びっくりする程にはしゃいだ。so what が本当に楽しくて楽しくて仕方がなかった。めちゃくちゃ跳ねて叫んで私たちの感じる楽しいと彼らの感じる楽しいが会場で一体化してるような気がしてこのスタジアムにいる全員が1つの何かになっているようなそんな感覚。驚くほどに興奮して驚くほどに素直に感情を出せた、そんなコンサートが初めてで夢の中にいるようなそんな時間でした。きっと私はいつもコンサートを観ているんだと思う。会場にいながらもどこか自分は外にいて、そこから彼らを観ている。だけどこの日は私自体がコンサートをの中に入って体感していた。こんな経験初めてでしばらくは夢から帰ってこれなかったのを覚えてる。どっちが良いとかどっちが悪いってことも勿論無い、どっちの見方も私は充分にコンサートを楽しんでいるから。この2日間は本当に夢のような時間でした。大好きだった彼らが、もっと好きになれた2日間。とっても大事で大切な時間。もっと彼らのことが知りたくなってもっとこの愛を伝えたくなった、そう思わせてくれる彼らに大きな感謝を。

 

サランヘヨ